女将日記

母の面会日

R6．９．１２　木

一昨日は母の面会日でした。数日前に施設からの電話で食事が喉を通らないこともあると言われ食事の時の様子を見てくださいということで伺いました。朝夕は今まで通りで昼食はおやつだけになりました。

当日部屋に行くと目を閉じている母に声を掛けるとすぐ目を開きました。しばらくするとお昼のおやつの時間です。栄養ドリンクのメイバランスとすりおろしりんごを職員さんが食べさせようとされますが目をつぶり口を開けないので、「お母ちゃん目を開けて、口も開けて、栄養を取って元気になるよ」と言葉かけをすると食べ始め、その言葉掛けを繰り返すと、いつもなら１時間を費やすそうですが１０分位ですりおろしりんごを完食しました。大きく見開いた目はずっと私を見ていて、帰ろうとする私を目で追っていました。

お風呂やトイレの時の母がしんどそうで、お風呂は週２回が１回に減り、トイレでの排泄は取り止めになったようです。

また、今後、病院での治療があった場合に退院後は今の介護老人福祉施設には戻れないので、今のうちに特別養護老人ホームを予約する必要がありそうです。介護老人福祉施設はリハビリ付なので出来ればこのまま利用させていただきたいのですが。

母にとっては私が面倒みるのがベストですが、まだ私の体調が戻らず施設にお願いするしかありません。今日も診察日ですが度毎に薬を変えるだけで、何一つ変わらない症状が辛いです。

母の面会日

R6．８．７　水

昨日は母の面会日でした。いつもすることは決まっており、話しかけたり体を擦ったり写真を見せたり、歌ったりです。発語は出来ないけれど、いつものように”ふるさと”を歌うと一緒に口だけは細々と動いています。昨年の７月までは左半身が動かない状態でしたが突然右半身が動かなくなると同時に発語も出来なくなりました。ドクターの診察では以前と変わりなく老衰だと言われました。その後の４カ月は一方通行のような介護に疲れ果て入院してしまい母を施設に預けることになりました。退院後は母を引き取るつもりでいましたが電気けいれん療法の結果が８か月経った今も思わしくなく施設に預けたままになっています。

身体も動かず、発語も出来ない母ですが何も分からなくなった訳でもなく、言葉掛けなどのコミュニケーションを取ることによって少しでも意思疎通を図り母の不安を少しでも和らげるかと思いますが、施設にそれを求めるのは如何なものか？でしょうね。

一期一会

R6．７．２９　月

２０１３にお友達と初ご来館されたたくちゃんのご宿泊。その後もお友達や彼女さん（ご結婚）ともおいでになり、今回が５度目です。前回が２０１７で７年振りです。その間にはふたりのお子さんにも恵まれ2児のパパです。今回は皆勤賞として3日間の有給が取れておひとりでいらっしゃいました。次回はお子さんたちと一緒に来ます、とたくちゃん。私も頑張らないと！

今日はこの後、松江・鳥取を巡り、岡山のお山で一人キャンプを楽しむそうです。たくちゃん、またね！

母の面会日

２０２４．０７．１０　水

月２回の母の面会日、眠気をこらえて会いに行きました。発語もなく表情もない母ですがホワイトボードの文字や歌詞を目で追おうようにも見えます。きっと母は少しながら分かっているように思えます。だとすれば尚更、引き取って面倒をみたくなりますが、今の私の状況では無理です。そのことが悔しく悲しく思います。大好きな母の介護は少しも苦ではなく、それが出来ないでいる自分が情けなくなります。あの元気過ぎる私はどこへ行ったのでしょう。ただ悔しいに尽きます。

母の面会日

R6．６．１０　月

今日は母の面会日。私の調子が悪く行くのが危ぶまれましたが、必死で会いに行きました。

いつもより目力もあり開けている時間も長かったです。

ホワイトボードに字を書いたり、歌ったり、きっと分かっていると思います。顔や体を擦ったり、あっという間の１５分でした。

母と一緒に暮らすのはもう夢かな。