R4.1.16 日
母は今年2月、96歳になります。
いろいろな諸事情から母と会えない状況になって2年半経ちました。
鬱症状がぶり返すような昨今、このストレスの原因はと考えたら、出てきた答えが母の事でした。
意を決して昨日、親戚のおばちゃんに付き合ってもらい会いに行きました。
すごく弱っているのでは・・
私の事忘れているのでは・・
デイサービスから帰ってきた母の姿に涙がこぼれます。
今までお母さんから悪口など聞いたこともない立派な人と言われていましたが、
母の男言葉と内容にビックリしました。
「オマエはワシが何にも分からんと思って馬鹿にしてるだろう、ワシはちゃんと分かってたぞ」と××に向けて何度も話しています。
口には出さずとも分かっていたんだと思いました。
母の内心の声、もっと早く知りたかったです。
母の強引さに引くこともありましたが、家を守るために必死だったのです。
その後も楽し気に大きな声で話し続けていました。
今日も「おかあちゃんの
元気貰いに来たよ」と会いに行きました。
すっかり痩せた身体を擦りながら泣いている私に
「元気一杯やるぞ、エイエイ」とこぶしを挙げながら笑顔で延々と話し続けます。
「ワシは頑張った。強く生きてきた。誰にも負けんだった。お前はワシの子だ、大丈夫だ。がんばれよ。」そして私が弱っている時よく母が言っていた言葉「ワシ(わたし)はオマエ(さよ子)より少し長生きするからナ」を今日も言ってくれました。変わらない母であって嬉しいです。
しばらく会わないうちに、体力は落ちてきたけれど心は変わらず強いままで、また解放されたように感じました。
「お母ちゃん時々元気貰いに来るよ。」
久し振りに熱い涙が昨日今日とこぼれっぱなしでした。
出来れば、腰・肩の痛みがなければ、母の世話をしたいです。
その前に母と同じ42kになった体重をもっと増やし元気になって母に接したいです。
「おかあちゃん、暖かくなったら散歩しようね」
「散歩は大好きだ。絶対行こう」