H30.9.17 月
今日は敬老の日です。
92歳の母とは、兄夫婦から私を守ってくれなかった40年以上も続く確執があり近年のうつ病発症に繋がります。情が深く正義感の強かった父が30年前66歳で亡くなってからは益々私の孤独感は強くなりました。
母は世間体を異常とも言えるほど気にする人で事の良し悪しは母の辞書には無いかもしれません。
でもそんな母でも大好きで「わかってほしい」と思い続けて尽くしてきました。うつ病を発症する前、母のためではなく自分のために修復しようと何度も試みましたが母は分かってくれませんでした。その後うつ病発症です。体重30キロ・・、家族は誰一人助けてくれませんでした。それどころかうつ病になった私を軽蔑していました。ほんと苦しかったです。
うつ病から5年経ち、まだ完治とは言えないけど今の自分を認めることから始め、家族を心の中から一掃出来、呪縛から解放されたことの清々しさを感じていました。
うつ病が私を救ってくれたのかもしれません。
ところが、先月下旬朝10時頃、長年交流のなかった兄が突然来訪。
母が同じことを何度も言うようになったと大声で怒鳴り立てる兄に再び頭が壊れそうになります。すぐ母に会いに行くと寝ていました。話はしっかりしてるし身体も丈夫そうだし。話のキャッチボールは完璧で、少し沈黙が続くと兄が言うようにまた同じ話をしますがそれは今に限ったことではありません。それよりも、そんな92歳の母だからこそ一層優しく出来ないのかと、不思議に思います。父はボケた母親が亡くなるまで怒鳴ることもなくやさしく接し、母も旅館をしつつ全力で介護をしていたのを私も兄も見てきました。
母に私の所に来るかと尋ねると、「私はここで頑張る」と意気揚々です。
今まで兄の家族の世話を一手に引き受けてきた母です。今もです。
兄夫婦が私に何が言いたいのか定かではありませんが、ただ、私の結論としては「母を守らねば」ということです。以前の自分のためではなく母のためです。
他人ならとっくに消え去った人ですか、母ですから。天国の父もそれを望んでいるのは確かです。
今、母のために奔走中です。
引退を発表した安室奈美恵さんコメントに「・・・・、皆さんと私の間での1つでも多くの思い出を作ることと、・・・・・、明るく引退の日を迎えたかった」と言っておられました。
私も母の引退までに「母と1つでも多くの思い出を作ること・・・明るく引退の日を迎えたい」です。