H29.8.30 水
先月、民泊仲介業の“エアビーアンドビー”の方々が宿泊されました。
木綿街道活性化ために木綿街道を丸ごと旅館にという構想が練られています。
近々以前カフェとして使われていた古民家を民泊第1号店として開店されるようです。今は誰でも空き室さえあれば簡単に民泊というお宿を開業出来る時代になったようです。
当館は小さいながら“旅館”業務ということでいろいろな規制があり売上に関係なく多額の必要経費を支払わなくてはならず一時は民泊に・・と頭をよぎったこともありました。
そして今月木綿街道振興会の中心メンバーの方が来られました。
“エアビーアンドビー”の方から私が民泊に興味を示した事を聞かれ、民泊第1号店オープニングの催し?に当館も一緒にどうかと誘われました。折角の申し出でしたが話を聞くまでもなく気持ちはもう民泊からは離れていたので即答でお断りしました。
聞くところによると10件余りの空き家があり取り壊し空き地になるのを防ぐため、土地を借り民泊にして振興会の皆さんが本業をしながらの運営です。
オーナーの姿が見えない・・3代目の旅館の女将としては??です。
また民泊に宿泊された方が当館限定の持田醤油店の朝食を利用すると言われ発案者の私としてはちょっと腑に落ちないことも・・
宿泊されたお客さまのみの特別感を第一に考えている私としてはナンカ割り切れないものを感じます
木綿街道や宇美神社を前々から当館からのお客様を案内し続けていましたが、ここでの朝食が無くなればわざわざ足を運ぶお客さまは随分と減っていくと思います。
今までも発信まで時間を掛けての調査をした某食事処然り、韓竃神社然り、ある日突然大きな力によって持って行かれたことが多々ありました。
がそこは気にしないで、持田醤油店の朝食は当館の目玉になりましたがそれに変わるもっといいものをと考え醤油店のおばあちゃんにそう伝えました。すると「そんなことは聞いていないし、そのつもりもない。これからも持田屋旅館さんのお客さまと楽しく続けたい」と。あ~良かった\(^o^)/
それにしても私が当初醤油店さんの焼きおにぎりの朝食を手掛けた時、木綿街道の方々から「たかが焼きおにぎりを売るとは醤油店さんを使わないように」と反対されました。が「お客さまが喜んで頂ければ何を言われようとします」と断言。
ところが人気になったら私にも醤油店さんにも了解を得ずされようとしたことについては他人事ながら情け無いです。
木綿街道には3件の醤油店があります。当館が個人で利用するのとは違って木綿街道振興会が1件だけを使うのは問題です。
個人のお店は個々が頑張ってされているので、振興会さんは一つのことをやり遂げるのも大変ですが今現在携わっている交流館・カフェ・縁の木だまりなどにももっと目を向けてはと思います。
(長くなるのでこの続き辛口2は後日)