H29.8.6 日
横浜からおいでになった30代のHくんは3泊されました。
交通事故に会いしばらくお仕事をお休みされようやく復帰に向けて歩んでおられるところです。この事故をマイナスと受け止めている彼でしたが、今回の事故で見えなかったものが見えたのはこれからの人生において大きなプラスだとお伝えしました。とにかく元気になられて出雲大社に来れて良かったです。
そして、今日8月6日は“ヒロシマの日”です。
被爆者の川原さんの手紙の中の「編み直し」は私の心の真ん中に響きました。
60年間一度もほころびを直さずにきたツケはあるキッカケで突然に襲って来る。
小さい頃に毛糸のセーターをほどくのを手伝い、洗い、そして新たなセーターに生まれ変わりました。
人の心も「編み直し」のように柔軟であっていいと言い聞かせます。
「編み直し」は過去の自分に捕われず新たな自分への扉を開ける作業、
前向きに生きていく一歩になる。