H27.12.1 TUE
今日の朝刊の一面に水木しげるさんの訃報にびっくりしました。ほか7面に渡り記事が載っていました。
水木さんは生前鳥取から島根に跨ぐと空気が違い神々しいと仰っていました。
出雲大社は勿論のこと、幼少期には平田にある
一畑薬師にも
”のんのんばあ”に連れられてよくおいでになっていたようです。また東京に出雲の方が会いに行かれるとたいそう喜んでいらしたといいます。
境港市(鳥取)出身ですがベタ踏み坂(江島大橋)を渡ると松江でここ当館まで1時間足らずの地で私たち出雲人にとっても身近な存在でもありました。
ご自身を「水木さん」と、
さん付けにして呼び、自分を含め人間という生き物を冷静にそして面白がり、また理屈より本能に身を委ね眠ることが何より好きでいらしたそうです。きっと平坦な人生ではなかったから生まれた術なんだろうと思います。
愛すべき妖怪たちの世界に旅だった水木しげるさんのご冥福をお祈りします。