H25.11.12 TUE
本日夕刻7時から国譲り神話の舞台でもある稲佐の浜で、神々をお迎えする神迎神事が行われます。
そして7日間、神事すなわち人生諸般の事などを神議り(かむはかり)にかけて決められるといわれています。
神々が集う出雲では
「神迎祭」に始まり
、「神在祭」そして、全国に神々をお見送りする
「神等去出祭(からさでさい)」が執り行われます。出雲の人々は、神在祭の間を「お忌みさん」と呼び、この期間は、神議りに支障がないよう静かに謹んで暮らすことになっています。
19日夕刻4時、出雲大社で「お立ち~、お立ち~」と唱え、この瞬間に神々は出雲大社を去られます。
出雲大社の神在祭が終わると、引き続き松江の
佐太神社で神在祭があり、斐川町の
万九千神社で神等去出祭が行われ神々はそれぞれの国へお還りになります。
万九千神社では、26日夕刻5時から、この出雲の地に集まった八百万の神々を送る神等去出祭が執り行われます。この日の夜間は特に静粛を旨として、外出を慎しみ静かに神々をお送りする風習が今も残っております。
神職が祭壇に向かい、3度唱えます
「お立ち~」「お立ち~」「お立ち~」
さて、お還りになった神様はみなさんにどのようなご縁をお授けになるのでしょうか?
謙虚で前向きな方には良いご縁を頂けると出雲のお神(女将)は申しておりますけん。