H25.10.16 WED
気持ちをしっかり持って動物病院に。
温熱による癌治療は風ちゃんの心と体が悲鳴をあげていてこれ以上は無理と中止する旨を伝えました。
このまま腫瘍が大きくなるとごはんが食べられなくなり餓死に至るので、辛い餓死を取るか、それとも舌を全摘してチューブで栄養を流す選択肢もあると言われました。しかし麻酔死は絶対に避けたいことと、チューブによる延命を行っても転移することも合わせ考えれば、餓死を選択すると申しました。
今後は医者でなく飼い主であるお母さんだからこそ解る対処をしていきたいと思います。今日からスポイトでペースト状にした流動食を飲み込む練習を始めます。
3ヶ月の風ちゃんが私の元に来た時はごはんも食べないし痩せっぽちで、いろいろな病気を持っていて半年も持たないだろうと言われていました。1年は持たそうと・・でも、いつの間にか14歳の老犬に。大分動きも鈍くなってきていましたが腫瘍がなくても後余命1年位の老犬です。治療によるましてや度重なる麻酔による死を受け入れることは到底出来ません。
昨日は大量の出血にどうなることかと思いましたが、今日は前回の温熱治療から4日経ち、風ちゃんはこの治療を始める前のようにしっぽフリフリ私の後をついてきます。今日まで異常行動か浅い息で眠るばかりの風ちゃんでしたが、2週間振りに風ちゃんを取り戻したような気がします。ただ、一日、イエ時間刻みで風ちゃんの様態はかわってくると思います。いかなる時も、強い優しいお母さんで接したいと心に誓います。
昨年13歳になった風ちゃんです。今は舌は思うように動きませんが、舐めまくられて困るくらいに1年前はご覧のようにベロ健在でした。