昨晩、古代歴史博物館の閉館後、企画展「神々のすがた」 古代から水木しげるまで(11月28日まで)の特別観覧会に行ってきました。地元の観光に関わる人たちを呼びかけての観覧会でさぞかし大勢の方々がと思いきや、参加者は7名程(私を含め家族連れ5名・女性1名)。
静まり返った薄暗い館内で学芸員の方の解説がありました。「深夜誰も居ない館内の藁蛇の所でセンサーが反応」から始まって私はすっかりアニミズムとやらの世界へ。
出雲は太古の精霊信仰のメッカ、神というと畏れ多いと思いますが精霊と言えば身近に感じます。目に見えないから何も無いってことにならないですよね。
あらゆるところ(山、海、川、動物、植物・・・)に精霊=神が宿っていて当然と思う私は根っからの出雲人ということでしょうか?
出雲人といえば、水木しげる氏は出雲が大好きだそうです。子供の頃、出雲の人たちは皆、神様に仕えていたと思ってたとか。夢に出雲族の若者が出てきて何やら嘆いていたそうで、今後古代出雲のことを書きしたためようとしていらっしゃるそうです。楽しみです。
今年は11月15日、八百の神々が出雲へお集まりになります。神様たちもそろそろ出雲への旅支度を始められているのではないでしょうか。
稲佐の浜で神主が祝詞を上げ榊に神々が乗りお移りになり出雲大社に。静かに神様をお迎えしましょう。