一泊二日の旅館組合の研修?旅行に初めて行って来ました。旅館組合といっても、全施設集まっても6件の小さな組合で当館以外は皆ホテルです。オーナー4名(女性は私ひとり)と従業員2名の参加でした。
「当館は、言葉だけを聞くと不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんがお客様を選ばせていただいている」と話すと皆さん信じられないようで、どんなお客様でも断らないそうです。大人の失禁・ゲロは当たり前、ここで言えないようなショッキングな事態の数々、私のほうこそ信じられないの一言でした。そして、当館の質の高いお客様に感謝です。
施設をきれいにお使いになっていただき、お客様同士少しばかり気を使い、出来ることなら言葉を交わし・・・、そんなお客様にこの古い建物も喜びます。
皆さんひとりひとりの優しい気持ちが溢れ、心を繋ぐ場所になればいいなー。
旅館もお客様の思いを感じ取りきっと翌日のお客様にも心地よい空間のバトンタッチが出来ることと思います。
ところで、組合の旅行自体は楽しめませんでしたが、目に見えないところまでの気配りをすることの大切さを知るには大変意義の有る旅行でした。ただいろいろあって、組合脱退ありかな、と。
昔ながらの古いこの旅館は設備・プライバシーを重視する方には不向きですが、多少の気配りが出来る方なら、またちょっと元気のないお客様も快く迎えてくれるでしょう。各いう私もこの古い建物に癒されているひとりですから。